ポチッとな ↓↓



飯田市にあるみよし食堂に行ってきました。

駅の方に向かっている途中の信号で停まっていたら「みよし食堂→」の看板が見え、思わず右折してしまいました。ゆっくり進むと左側に、年季の入った食堂が見えてきました。「やってんのかな…？」と思いましたが、のれんが出てるし営業中の札もあったので、思い切って入ってみることにしました。

中に入るとお店の人がくつろいでました。13時30分を過ぎていたので、休んでいたようですが、私を見かけると「いらっしゃい！」と言って、お店のおばさんというか、おばあさんがお茶を入れてくれました。

店内に掛けられているメニューの札を眺めていると、「ごはんかね？麺類かね？」と訪ねられたので「ご飯」と答えると、「肉丼なんか美味しいよ！」と勧められたので、「肉丼（700円）」を注文しました。

料理を待っている間、店内を眺めていました。奥のお座敷は茶の間のような雰囲気がしています。「おそらく、近頃は常連さんばかりの相手にしているんだろう…」なんて勝手なことを思っていました。

10分程で料理が運ばれてきました。

丼の蓋を取ると、牛丼のような見た目の、肉丼がありました。

さっそく食べてみました。豚肉とタマネギを、砂糖醤油の味付けで調理したもので、大手の牛丼屋に比べたら、ちょっと濃口の味付けで、手づくり感がする一品です。

食べているとおばあさんが話しかけてきました。なんとなく答えていたら、ちょっと盛り上がってきました。お練り祭りの話にでは「もういつ死んでもおかしくないから、今はお練りを楽しみに生きている…」なんて、私の背中を「ポーン！」と叩いて言ってました。

そのころおじいさんは調理を終え、座敷席でテレビを見ながらくつろいでました。しばらくすると、おばあさんもおじいさんのところに行って、仲良くテレビを見ていました。

私もテレビを眺めながら、ゆる〜い時間の中で完食しました。

年季の入ったお店を眺めて色々なことを想像したり、おばあさんと話したりと、アップルロードや座光寺や上郷など、国道沿いの大きなお店とは違った楽しみ方ができるお店でした。

帰り際におばあさんに「美味しかったですか？」と聞かれたので、「美味しかったです」と答えました。なんかとても人間っぽいやり取りを交わした気分になりました。

お金を払ってお店を出ると、母屋と思われる隣接した建物の壁が、傾いていたのがとても印象的だった、みよし食堂の昼食レポートでした。



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