★☆ 食事処レポート ★☆
[ 餃子の店 山楽 〜 トリソバ 〜 ]
2009/08/21
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座った席からカウンターの向こうの厨房をのぞくと、中華なべの音がリズミカルに聞こえてきます。先客達には料理がいきわたっていたので、今作っているのは自分のものか、出前のものだと思いました。トリソバは中華なべで炒める料理なのか・・・、と考えていると、トリソバがやってきました。
運ばれてきたモノは、広東麺のような感じです。多分メニューにある広東麺(750円)は豚肉で、トリソバは広東麺の鶏肉版だと、勝手に納得しました。 まずスープを一口飲みました。これはアンが混ざってしまう前に、もとのスープの味を味わうためです。すっきりとした懐かしい少々甘口の鶏がらスープでした。とても熱いアンをハフハフしながら食べました。麺にアンがよく絡む、あんかけのラーメン特有のあの食感を久々に体験しました。あの頃の中華屋さんのあんかけラーメンと言った、味まで自分には懐かしいものでした。 あんかけのラーメンは、熱々なので火傷に注意しながら完食しました。 食後の余韻も、とても落ち着いたものでした。 |
最近ほとんど見かけない、カラフルなテーブルや椅子ですが、妙に心が落ち着きます。山楽で食事をしたら、昔はラーメンをこういった中華屋さんで良く食べたな・・・、なんて思いました。
時代とともにラーメン専門店が増え、町の中華屋さんでラーメンを食べる機会も減ったような気がします。タンメンや五目そば、広東麺なんかは、扱う店が減ったような気がします。こういったラーメンも個人的には食べたくなるので、店主の中華なべサバキを必要とする、こういったラーメンをがんばって作って欲しいです。 個人的には、懐かしい昭和にタイムスリップできた「餃子の店 山楽」の昼食レポートでした。 |